市少連夏季大会

8月20日 開会式 【横浜スタジアム】
 横浜市の夏のチャンピオンチームを決める市少連夏季大会。春季大会では、優勝を飾っています。「春夏連覇!」を目標として臨んだ今大会ですが、5月からの3カ月で各チーム、いろんな経験を積んできています。どのような試合が展開していくのでしょうか?
 この大会では、毎年恒例の横浜スタジアムでの開会式。子どもたちにとってはあこがれの地での開会式です。将来、このグランドで再び試合できる子どもたちもいるかもしれません。残念ながら筆者は今年参加することはできませんでしたが、子供たちにとって、素晴らしい思い出になっているに違いありません。


8月22日(土) 
1回戦 VS 江ヶ崎新鶴ウイング 【新鶴見小学校】
 春季大会でも1回戦で対戦した江ヶ崎さんとの対戦になりました。不思議なもので、対戦する年は同じチームとよく対戦します。
 試合の方は、1回の表、エース旭が3者三振の好スタート。その裏には旭のホームランが出て4点を先制。
 2回裏の攻撃でも、1番迅太、2番洸樹、3番絹一朗の3連打などで4点を追加。フレンズペースで試合を進めます。
 守っては、エース旭が9連続三振(1球もバットに当てさせない見事としか言いようのないピッチングでした。)もあり、9対0で勝利! 2回戦進出を決めました。

 
ウィング 0

0

0 0
フレンズ 4 4 1 9

 

8月23日(日)

2回戦 VS KANAGAWAオーシャンズ 【うさぎ山公園】
 2回戦の相手はKANAGAWAオーシャンズさんです。昨年もこの大会2回戦で対戦しています。
 初回、後攻のフレンズは、2アウトから3番絹一朗のレフト線の2ベースヒットからチャンスを作るも得点できず。
 なんとか先制したい2回、フレンズは、3つの四死球でもらったチャンスに、バッターは1番迅太。フルカウントからの6球目を見事に打って、フェンス直撃の2ベースヒット!あと50cmでホームランか?という当たりでした。これで一気に火がついたフレンズ打線がこの回一挙9点を奪います。
 守っては、エース旭が1回戦に引き続き見事なピッチング!2試合連続のノーヒットノーラン!! 10対0で3回戦進出を決めました!

 
オーシャンズ 0

0

0 0
フレンズ 0 9 1X 10X


準々決勝 VS 片倉杉の子ソフト 【うさぎ山公園】
 準々決勝の相手は、片倉杉の子ソフトさんです。初めて対戦するチームですが、同じ金沢区のスネークスさんを破って勝ち上がってきたチーム、とても声が出ていて、とても雰囲気のよいチームです。ピッチャーもスピードもあり好投手という印象です。
 この試合もフレンズは後攻です。初回は1番から3番まで凡退します。
 2回裏のフレンズの攻撃。4番旭の内野安打の後、5番絢一朗が3塁線を破る3塁打を放ち1点先制します。
しかし、その後は、相手の見事な守備もあり、ホームタッチアウトを2度やられるなど、競った展開になります。それでも、フレンズは、冷静に四球を選びながら、相手のミスも絡んで、着実に加点。
 守っては、この試合もエース旭は9連続三振を含む15三振を奪うノーヒットノーラン!なんと3試合連続のノーヒットノーランを記録する安定したピッチングが光りました。結果、4対0で勝利し、準決勝進出を決めました!!

 
片倉杉の子 0

0

0 0 0 0
フレンズ 0 1 1 1 1 4


8月29日(土)
 この日は、猛暑だった夏の日から一転し、小雨が降っています。しかも、全面芝の釜利谷広場、いつも以上に守備への集中力が求められる状況です。
 一つのミスが勝ち負けを決める準決勝、決勝。この大事な試合のためにソフトボールの神様が、厳しいコンディションという試練を与えた、そのような市少連夏季大会の最終日でした。


準決勝 VS アローズ少年ソフト 【釜利谷広場】
 アローズ少年ソフトさんとは、春に練習試合をさせていただきました。その後の県大会や本大会のこれまでの勝ち上がりぶりを見ても、アローズさんは、春の練習試合は参考にならないほど強くなっている、そのことを覚悟して臨んだ準決勝でした。
 フレンズはこの大会初めての先攻です。先制パンチ!と行きたいところでしたが、相手の左腕エースのピッチングが冴えます。3回までに7三振を奪われる展開。なんとか、バットに当ててつなぐ、そのことが大事な展開になってきました。
 一方、フレンズエース旭もランナーを出すものの要所を締め、点を許しません。投手戦が続いていきます。
 5回表、時間的には最終回の場面です。ここで下位打線の活躍が、フレンズを救います! 先頭の6番5年生の悠生が三振、と思いきや、まさかの振り逃げで先頭バッターが塁に出ます。続く7番4年生涼太の送りバントはセカンドで刺され、ランナーが入れ替わります。8番は5年生キムちゃん、ウスイホーム杯準決勝ではしぶとい決勝適時打を放つなど、勝負強いバッティングが見られるようになってきました。初球ファールの後の2球目、これまたしぶとい当たりがセカンドとライトの間に落ちライト前ヒット! 1アウト1・2塁とチャンスを広げます。このチャンスにバッターは9番5年生奏哉、なんとかつないで欲しい場面です。初球バント失敗の後、2ストライクに追い込まれてから、奏哉、頑張ります!! 5球ファールで粘り、カウント1ボール2ストライクからの9球目、少し抜かれたボールによく食らいつき、打球は三遊間へ。難しいコンディションのグランドで相手のエラーを誘い、1アウト満塁のチャンスを作ります! ここでバッターは1番の迅太。4年生・5年生が作ってくれたチャンスを6年生がなんとか活かして欲しい、そういう場面でしたが、残念ながら空振り三振。2アウトになり、押せ押せムードがしぼみかけます。続くバッターは洸樹、この回に点を取らなければ、一気に流れは相手に流れる場面です。ここで、洸樹は、冷静にボールを見極めていきます。カウント3ボール2ストライクからの6球目、なんとか見極めフォアボール。押し出しの1点を奪います。好投手から、4年生、5年生の粘りでチャンスを作れたこと、きれいな形ではないまでも、6年生がなんとか点につなげることができたこと、このことが、とても大きな意味のある1点になりました。
 その裏、エース旭は、8番からの相手の攻撃を三者凡退に抑え、今大会、4試合連続のノーヒットノーラン達成!!
 下位打線の粘りと旭のナイスピッチング、そして雨で守りにくいコンディションの中、しっかりと守りきれたことが勝利に結びつきました。これで春の大会に続き決勝戦進出です!!!

フレンズ 0

0

0 0 1 1
アローズ 0 0 0 0 0 0


決勝 VS 横浜ブラックナイン 【釜利谷広場】
 決勝戦の相手は、ブラックナインさんです。区民大会では0対4で負けています。いったん止んだ小雨が時折降ってくるという不安定な状況で決勝戦が始まりました。
 ブラックの投手は、いつもとは違い、5年生のピッチャーです。その立ち上がりを攻めたいフレンズの1回表の攻撃。先頭の迅太がライト前ヒットで出塁すると、2番洸樹が確実に送って、1アウト2塁のチャンスを作ります。続く絹一朗のショートゴロの間に3塁に進みます。ここで4番旭を迎えますが、残念ながら三振に打ち取られます。
 1回の裏のブラックの攻撃は、先頭バッターに四球を出すなど、落ち着かない展開でしたが、3番・4番を連続三振に切って取り、0点に抑えます。
 フレンズは、3回の表、2アウトからバッターは1番レフト迅太。これまでリードオフマンとして、チームの切り込み隊長として、多くのチャンスを作ってきましたが、最近は、ヒットは出ているものの、なんとなしに乗りきれない雰囲気を感じていました。その迅太に、監督から、「狙ってこいよ!」の一言。1ストライクからの2球目、インコースのボールを思い切って引っ張った迅太の打球は、風にも乗り、レフトフェンスを越えるホームラン!! 1点を先制します。
 さあ、これで春夏連覇に向けて、一歩前進したと思ったその裏の守備、フレンズの守備に乱れが出てしまいます。先頭の1番バッターの内野ゴロをエラーで出塁させます。このランナーは、盗塁で刺してアウトにしますが、2アウトから、2つの四球を出してしまい、1・2塁のピンチを迎えます。ここで相手の5番打者への2球目を強打されてしまいます。打球は、左中間へ。センター洸樹がいったんグラブに収めるも、レフト迅太と交錯し、落球。1塁ランナーまで一挙に還られ、逆転を許してしまいます。4回裏も、記録には残らない細かいミスもあり、1点を追加されてしまいます。
 試合は、このまま、1対3で敗れてしまい、結果は、準優勝という結果に終わりました。
 逆転された3回の裏には、いろんなプレーがありました。まずは、二つの四球。そして、一塁ランナーをキャッチャーからの牽制球で挟んだものの、アウトにし切れなったプレー。深い外野フライを捕球し切れなかったプレー。落球後の中継プレー。これらのプレーのうち、どれか一つのプレーがうまくいっていれば、逆転を許すことがなかったかもしれません。
 贅沢かもしれませんが、とても悔しい準優勝というのが実感です。
 とはいえ、市少連大会春夏連続の決勝戦進出、エース旭が大会通じて3安打しか許さない安定感を見せたこと、下位打線にこれまでになかった粘りが出てきたこと、などなど、収穫も多い市少連夏の大会でした。
 さあ、いよいよ、シーズンも折り返し地点。次の大会は連盟秋季大会です。秋のシーズン突入です。今シーズンの本当の戦いは、これから始まるといってよいでしょう。これからのフレンズは、チャレンジャーです。チームみんなで考え、話し合い、行動しながら、ただひたすらに「全力プレー」をする。そんな選手たちの姿に期待しつつ、今後、フレンズにどのようなドラマが待っているのか、乞うご期待!!!!!!


横浜市少年少女ソフトボール連盟 夏季大会 決勝

フレンズ 0

0

1 0 0 1
ブラック 0 0 2 1 x 3


2023.1.6

予定表更新

 

 

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